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目は笑っていない邪悪な中田カウス

2007/04/07 19:35

 

先週と今週の週刊新潮に掲載された吉本興業前会長・林裕章の未亡人である林マサさんの告発手記は衝撃的であった。
林さんは、吉本の怪芸人・中田カウスによって吉本が潰されると訴えていた。

告発手記によると、中田カウス山口組5代目会長(1989年~2005年)の渡辺芳則のパーティに出席し、渡辺と知り合いになったことをいいことに「5代目と懇意である」と殊更に芸人の前でアピールし、自分に逆らうと5代目が黙っていないと芸人を脅かすようになった。芸人は誰もカウスに逆らえなくなった。

芸人だけではない。カウスは"5代目の威光"を振りかざし、経営陣にも食い込んだ。吉本のトップ芸人である笑福亭仁鶴らを押し退け、2004年に吉本の特別顧問に就任した。仁鶴が就任する1年も前のことである。経営陣に自分と山口組との関係をアピールし、自分を特別顧問にさせたのだ。
カウスは吉本興業本社内に自分専用の顧問室を作らせ、NGKでの空き時間にその部屋でふんぞり返っているという。

また、島田紳助の謹慎に際し、カウスは紳助の復帰を阻もうとしていた。そこで、またも山口組の話を出し、紳助を潰そうとするのだが、前会長の林裕章はそれを拒み、死ぬ寸前に病床でカウスに言う。林前会長は「紳助のことを頼んだ」と言ったことになっているが、実際の内容は額面通りの意味ではなく、紳助の復帰を認めてやってくれという意味であった。だがカウスは林の最後のその言葉を勝手に解釈し、自分が紳助の後見人として会長に指名されたと言いふらした。その後は自分が潰そうとした芸人の後見人を自称している。

カウスの暴走は続く。先輩芸人の桂文珍や西川きよしはカウスに土下座させられた。
文珍はパーティでカウスが暴力団と関係があることをほのめかす冗談を言ったら、その後に土下座させられた。
西川きよしは、きよしが空けた舞台の穴をカウスボタンが埋めたことに対し、きよしの挨拶が足らんとカウスが怒り、カウスの大先輩であるきよしは土下座させられるはめになった。
カウスはそれらのできごとを自慢げに他の芸人に語っているという。

中田カウスは、一見ニコニコしていて人が良さそうに見える。毎回出ている「M-1グランプリ」の審査員では、どんな芸人にも90点以上の点数を付け、感想を聞かれても褒めることしかしない。私はいいヤツだと思っていたが、実はとんでもないヤツだった。ヤクザとの関係を笠に着て、芸人を脅かし、吉本の経営陣まで脅かす。カウスはロクなことをしていない。
カウスのニヤニヤした顔は、目が笑っていないと嫁が前から言っていた。女は人を見る目がある。

吉本は週刊新潮での告発手記を完全無視し、社員に箝口令を敷いている。吉本がそうであるため、テレビでも報じられない。ジャニーズ所属タレントの不祥事と同じだ。
カウスは山口組5代目との関係をいつも強調するが、そのことを5代目の周辺は好ましく思っていないらしい。だが、カウスはそんなことも気にせず、ヤクザの大物との付き合いを利用する。

カウスは漫才のとき、いつも目をつむって相方のボタンに話しかけている。
その目をつむった顔で、カウスは一体何を考えているのであろうか。

 

 

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